シートカバーのメーカー(ブランド)を選ぶ際の基準・コツについて

「シートカバー」は、愛車の内装を自分好みにカスタムしたい時や、車内での食べこぼしやシートバックの汚れ防止対策に役立つと需要が高まっています。
一口にシートカバーと言っても、デザインや素材にこだわった本格的な物から、比較的リーズナブルな物までたくさんの種類のシートカバーがあります。また、シートカバーメーカー(ブランド)ごとにオリジナルのデザインを持ち合わせており、使用している素材や機能、それに価格なども異なることから、自分の好みの物をどうやって選んだらいいのかと迷われている方も多いはずです。
そこで今回は、専用のシートカバーを選ぶ際の参考にしていただきたい「シートカバーのメーカー(ブランド)を選ぶ際の基準やコツ」をいくつか紹介させていただきます。

シートカバーのメーカー(ブランド)を選ぶ際の基準やコツについて

シートカバー

シートカバーメーカーを選ぶ際のコツとして、今回は「フィッティング性能」「デザイン性」「品質へのこだわり」「満足度」「アフターフォロー」という5つの基準を紹介します。

「フィッティング性能」の高さ

シートカバーメーカーを選ぶ際の基準の一つ、それが「フィッティング性能」です。 フィッティングが良いシートカバーは装着後の仕上がりが見違えるようになりますし、カバーのフィット感が良いほど純正シートのように美しい見た目と座り心地になります。

フィッティング重視で特定の車種専用に設計されているシートカバーの場合、かなりきつめに作られているため伸ばしながら装着する必要がありますが、純正シートのデザインを損ねることなくピッタリと取り付けることができます。
フィッティング性能が低いシートカバーの場合、ゆるめに設計されているので取り付けがしやすくなりますが、その分装着したあとにシワが出やすく、たるみやすいといったデメリットがあり、見栄えはもちろん、座り心地も悪くなってしまいます。

このように、シートカバーのフィッティング性能は見栄えや座り心地の良し悪しを左右する重要なポイントです。シートカバーメーカーによってフィッティング性能に強いこだわりを持ち、若干取り付けが難しくてもフィット感を優先するメーカーもあれば、反対に取り付けのしやすさを優先させてかなりゆるめに設計しているメーカーもあります。
よって、愛車にシートカバーを装着する上で「見栄えの良さ」や「座り心地の良さ」を求めるなら、フィッティング性能を重視したメーカーのシートカバーを選ぶことをお勧めします。

「デザイン性」に優れているかどうか

オリジナルシートカバーを取り付けたいという方には、「デザイン性」に優れていると評判のシートカバーメーカーをお勧めします。
例えば、取り付けた後のデザインがカッコいいと人気のシートカバーメーカーと言えば、リーズナブルな価格で質の高いレザー生地によるシートカバーを提供している「REFINAD(レフィナード)」です。洗練されたデザインという意味をもつREFINAD(レフィナード)のシートカバーは、純正張替えのような洗練された美しいシルエットが特徴的で、車種専用のシンプルなデザインが車種本来の美しさ・シルエットを引き立てています。

また、個性的で丸みのあるかわいいデザインで人気のシートカバーを提供するメーカーと言えば「SANDII(サンディ)」です。車種専用でピッタリとフィットするだけでなく、明るくカラフルなツートンカラーはパステルカラーを合わせて全16色から選ぶことができます。

「品質」へのこだわり

安さを重視した結果、取り付けてすぐにひび割れが発生したり、背もたれの部分や座面にしわができてしまったりということがあります。せっかくシートカバーを購入するならリーズナブルでありながら、高品質なシートカバーを選んだほうが納得のコストパフォーマンスを得られるはずです。

品質の高さで定評のあるシートカバーメーカーといえば、「REFINAD(レフィナード)」や「Dotty(ダティ)」です。
リサイクルレザー素材を使用したREFINAD(レフィナード)のシートカバーは生地の強度が特徴で、最もひび割れやしわが起こりやすい座面や背もたれを中心にこの素材が使用されています。革製品の端切れや樹脂を合成して作られたリサイクルレザーは、生地が非常に丈夫で伸びにくく、耐久性に優れていることから驚異的なコストパフォーマンスを誇ります。
Dotty(ダティ)は、日本車に限らず外車にも対応したシートカバーメーカーです。高級シートカバーとしても知られており、耐火性に優れたSS-PVCという高級レザーを採用していることから、品質の高さはお墨付きです。

「満足度」を口コミでチェック

どの商品を購入しようか迷っている時や、使ったあとの効果を検証したい時などに私たちがよく参考にするもの、それが口コミです。どのシートカバーメーカーの商品を選んだらいいのか迷われているときは、他の商品同様に口コミをチェックしてみてください。
実際にシートカバーを購入したお客さまの声を知ることで、そのシートカバーメーカーに対する「満足度」を測ることができます。

例えば、シートカバーの中には価格が安くて取り付け簡単な商品もありますが、そういったシートカバーの場合フィッティング性能が低く、乗っているうちにすぐにシワが寄ってしまったり、フィット感が乏しく何かの弾みですぐにシートカバーがずれてしまったり、といったことがあります。
こういった使用感は実際にそのシートカバーを取り付けて、使ってみた人でないと分からないものです。そのため、購入してから後悔することがないように、実際にその商品を使ってみたお客さまの満足度をチェックした上でシートカバーのメーカーを選ぶことをお勧めします。

「アフターフォロー」は万全かどうか

安全で高品質なシートカバーを提供しているシートカバーメーカーは、「アフターフォロー」が万全といった特徴があります。
豊富な種類のシートカバーを展開する「CLAZZIO(クラッツィオ)」は、購入から1年保証付きなので安心して使えるほか、シートカバー購入後は必要に応じてシート生地や単品パーツなどを購入できます。
また、「ARTINA(アルティナ)」のシートカバーを購入してから1年以内は、通常使用におけるシートカバー生地の破れ、糸切れが生じた時は保証対象内となり無償で対応してもらうことが可能です。
張替えのような高品質レザーシートカバーを提供する「REFINAD(レフィナード)」もまたアフターフォローの高さで定評のあるシートカバーメーカーです。純正のような質感の生地は耐久性に優れているため、通常使用であればそう簡単に伸びたり破れたりすることはありません。しかし、もしも万が一何らかの不注意で生地の一部を破ってしまったという時は、メーカーに問い合わせをすれば代品を購入できるので安心です。

おすすめのシートカバーメーカー(ブランド)

シートカバー

ここまでシートカバーメーカー選びの基準やコツを紹介してきましたが、最後にこれらの基準をもとに選んだ「おすすめのシートカバーメーカー(ブランド)」を5つ紹介します。

・REFINAD(レフィナード)
高品質のレザーシートカバーをリーズナブルな価格で提供しているメーカーです。耐久性と座り心地に優れた本革素材のシートカバーは、軽自動車から外車まで幅広く対応しています。「フィッティング性能」「デザイン性」「品質へのこだわり」「満足度」「アフターフォロー」という5つの基準すべてにおいて評価の高いREFINAD(レフィナード)は、総合的に最も優れたシートカバーを提供する大人気メーカーです。
・SANDII(サンディ)
パステルカラーを含む個性的なシートカバーが特徴のメーカーです。耐久性が高い一方で伸びやすい生地を使用しているため初心者でも簡単に取り付けることができ、明るく解放感溢れる空間にできると女性を中心に人気があります。
・ARTINA(アルティナ)
インテリア専門メーカーが手がけるアルティナのシートカバーは、リーズナブルながら高級感溢れるデザインが魅力で、人気のスタンダードモデルはダブルステッチを好みのカラーに変更することができます。
・AUTOWEAR(オートウェア)
車種の形状やボディーカラーに合わせて、専用のデザイナーによって設計されているシートカバーが人気のメーカーです。上質な生地で作られたシートカバーはまるで純正シートのような座り心地です。
・GRACE(グレイス)
日本国内で生産されているGRACEは多彩なバリエーションのシートカバーをラインナップしているメーカーです。日本製のフルオーダーシートカバーは完全国内自社工場生産を行っています。

シートカバーと言っても、商品を提供するシートカバーメーカー(ブランド)によって商品それぞれの特徴は大きく異なります。もしも選択肢が多すぎてシートカバー選びに悩んでしまった場合は、今回紹介したフィッティング性能やデザイン、品質、お客さまの満足度、アフターフォローといった基準を参考にご自身の好みに合ったシートカバーのメーカーをお選びください。